理事長挨拶

NPO法人
日本エコロジーアップサイクル協会
理事長 木村 俊平

近年、台風の影響による大雨で、土砂崩れ、河川の氾濫、倒木などにより道路が通行止になったり、停電で不自由な生活を余儀なくされる事が頻繁に発生しています。

TVの報道でも、『観測史上初』と言う言葉を良く聞きますし、実際、この時期にこんなに暑いのはおかしいよねと感じる事が多くなりました。地球は、確実に温暖化していて、その結果、台風も大型化しているのです。

この地球温暖化は、人間活動による温室効果ガス(特に二酸化炭素)の増加が原因だと言われています。温室効果ガスは、化石燃料(石油、石炭、天然ガス)の使用やプラスチックごみを燃やす時に発生します。

地球温暖化に対して日々の生活の中で既にアクションを起こされている方は、多くおられると思います。私もそのアクションの輪に私なりのやり方で参加させて頂きたいと思っております。

地球温暖化防止に向けた私のアクションは、紙袋、プラ袋から財布、名刺入れ、小銭入れなどの実用小物を『作り』、『使う』事でゴミになるまでの時間を伸ばし、ごみを削減しようと言うものです。作った物が、生活の中で実際に使われる価値がある、或いは飾られる価値がある必要があると思います。

この考え方、アクションが『エコロジー アップサイクル』です。

今思えば、『エコロジー アップサイクル』の始まりは、2017年の秋でした。

コーヒー好きの私は、せっせと某有名コーヒーショップに通っていました。ふと気づくと部屋には沢山そのコーヒーショップの紙袋がありました。この紙袋を捨ててしまうのは勿体無いと思うと同時に、Paper Walletにできると聞いた事があるのを思い出しました。ネットを調べるとYoutubeで早送りの動画を見つけました。これが、紙袋から実用小物を作り始めたきっかけです。そのチュートリアル動画を何回も止めながら折財布を作りました。なんとか完成でき、それを自分なりにアレンジして繰り返し作りました。試作を繰り返しているうちに作品のクオリティーも上がり人に伝えたくなりました。

その後、ひょんな事から某有名コーヒーショップのあるお店でワークショップを開催させて頂けることになり作品制作活動と平行してワークショップ講師を始めました。

作品のバリエーションもどんどん増え(折財布、長財布、名刺入れ、小銭入れ、ご朱印帳入れ、診察セット入れ、3つ折ミニマル財布、手帳型スマホカバーなど)、ワークショップ開催場所(スタバ、タリーズ、東急ハンズ、神奈川トヨタ自動車、様々なカフェ)もどんどん増え、作る事、教える事が楽しくって仕方なくなりました。

作品制作活動、ワークショップ講師を務めさせて頂く中で、紙袋から財布、名刺入れ等の実用小物を作ることは環境に優しいエコな活動だと漠然と思っていたのですが、2018年の冬に朝日新聞主催の未来メディアカフェ 『「旅するダンボール」でSDGsをもっと知る』に参加させて頂き、段ボールから財布を作る島津氏の活動を知ったのがきっかけで、アップサイクル 、SDGsと言う単語を意識し始めました。

その後も、活動を続ける中で、台風の影響でJR西日本の計画運休を踏まえてワークショップ開催場所の東急ハンズも休業した為にワークショップが中止になると言う経験を遠征先でしたり、実生活でも台風の影響による停電を経験する事で台風の大型化、地球温暖化が着実に進んでいる事を実感し、紙袋、プラ袋から財布、名刺入れ等の実用小物を作るアップサイクル技術でプラごみ、紙ゴミを減らし、ごみ焼却時に発生する二酸化炭素を減らす事で、地球温暖化を防止しようと言う考えに至りました。

『エコロジー アップサイクル』を一人でも多くの人に知ってもらい、一緒に作って頂ける人を増やす事が、私のミッションと考えます。

地球温暖化を防止する一つのアクションとして、日常生活に貴方の役割を一つプラスして( Plus One Role )、一緒に『エコロジー アップサイクル』を実践してみませんか。